2018年5月2日水曜日

話すことと聞くこと

 私の事務所では、朝礼の時にやっていることがあります。それは「1分間スピーチ」。お題は特に制限もなく何でもOK。朝のニュースだったり、家族のことだったり、とにかく事務所スタッフみんなで毎日1人ずつスピーチ当番を回してかれこれ3年近く続けています。

 1人が話をしている間、とにかくみんなは聞くこと。タイムキーパーの人にストップウォッチを持って貰い、話をする人のタイミングでスタート! 残り10秒になったら「あと10秒」という札を、時間になったら「時間です」と札を上げる。早く終わってしてしまうこともあるし、時間オーバーしてしまうこともありますが、とにかく最後まで話をします。笑いも入ったり、たまに1分ぴったりに終わることもあって、そんな時はちょっとみんなどよめきます。

 1分とした理由は、ある研修に参加した時に講師の方が「1つのテーマについてみんなで話をする時、人が心地よく誰かの話を聞くのは1分が限界。それ以上1人の人が話続けたら聞いている方は飽きてしまう。」と言っていたからです。お客さんと話をする時、友達と話をする時、話す機会はたくさんある中で、その「1分」という時間を意識できたら「自分が話すことだけでなく、話を聞いている人のことも考えれるようになるかな」と思って始めてみました。

 話すこと・聞くこと、どちらが欠けてもコミュニケーションは成り立たない。「1分」という時間を切り口にして、そんな両方を意識して対話が出来たらいいなと思います。私はまだまだ両方をバランス良くは出来ていないけれど、出来るようにこれからも頑張っていこうと思います!




佐藤圭

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