2018年5月14日月曜日

気持ち


最近、知的障害の方の後見人に就任しました。彼はB型の就労支援作業所に通い、周囲の人々に支えられながら在宅で生活しています。就任後ほどなくして施設に入所されていたお父様がお亡くなりになりました。お母様は数年前に他界されています。後見人としてはこれからたくさんの仕事が控えていて、確認したいことや探したいものがあるのですが、被後見人から回答を得るのは難しそうです。自分の仕事もそうですが、そのほかにも家のことや子供のことなど、お父様は伝えたいことが山ほどあったのではないか、生前にお会いしておけばよかった、とつくづく思いました。お亡くなりになる数か月前から会話はできなくなっていたようですが、それでも後悔しています。今となっては仏壇の遺影に手を合わせ一方的に語りかけることしかできませんが、この気持ちを胸にこれから被後見人と向き合ってゆきたいと思います。
いぐち

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